オプション両側売りを自動売買で(デルタニュートラル目標)

岡三RSSで完全自動売買エクセルシートを作成して、オプション両側売りを継続します。バックテスト結果に基づき、デルタが概ねニュートラルになるポジションを維持します。売り枚数はコール、プットともに一枚。証拠金は100万円程度で、月3万円の収益を目指します。

2019年8月

2019年8月は7日トレード。

決済損益は、手数料控除後で、‐9,888円。

※手数料は4,104円でした。

 

 

 

2019/08/30(金)日経+243円 OP売りの決済損益-27,864円 税込み取引手数料864円

2019/08/29(木)日経-18円 OP売りの決済損益+3,568円 税込み取引手数料432円

2019/08/28(水)日経+23円 OP売りの決済損益+4,568円 税込み取引手数料432円

2019/08/27(火)日経+195円 OP両側売り(決済損益+4,568円)税込み取引手数料432円

2019/08/26(月)日経-450円 OP両側売り(決済損益-3,864円)税込み取引手数料1,080円

2019/08/23(金)日経+83円 OP両側売り(決済損益+5,568円)税込み取引手数料432円

2019/08/22(木)日経+9円 OP両側売り(決済損益+3,568円)税込み取引手数料432円

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/9/2(月)日経-84円 OP売りの決済損益+18,136円

<今日の取引>

コール21375とプット18750を決済。

決済損益は、+18,136円。

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今日から、5円(又はそれ以上で一番5円に近い)のプットコールを2枚売り建てるように運用を変更。

今日は手オペで、16:30に建玉を作る予定。

 

諸事情あり、16:30にポジションを作ることができず、

コール21625売りは17:07に建値6円で2枚、プット18500売りは17:06に建値5円で2枚になってしまった。

16:30の夜間取引始値で売ることができていれば、コール7円で、はプットは6円で建てることができていたので、既に4000円の評価益が出ていたのに、、、

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<トレードする際に、板寄せで取引するべきか?ザラバで取引するべきか?>

ザラバで売ると、売り気配買い気配のスプレッドを負担しなければならない。

寄りで売るってことは一本値で決まる値段で売れる。一本値が売り気配側になるか買い気配側になるかは五分五分なので、スプレッドを負担しないですむ確率50%となる。

一本値が明らかに有利なので、自分にとっては寄りか引けの板寄せでの取引が原則です。

ザラバの良いところは、取引時間中であれば、原則いつでも取引できるというのがあるが、自分にとってはザラ場は必要ないです。不利なことわかっていてまで、ザラ場で取引すると今日みたいな結果になって少し沈みます。

2019/8/30(金)の負けを踏まえて今後の方針検討(2)

結論としては、コール、プットともに5円以上のプレミアムの銘柄を、各2枚ずつ売ることにします。

証拠金は100万円でトレード可能なように、岡三RSS自動売買シートに一つ以下の仕様を追加します。

追加する仕様:コール、プットが両方銘柄入れ替え指示がでた場合には、コール側を銘柄入れ替えをする。

 →コールプット一度に銘柄入れ替えをする場合には、コールとプットの新規発注をしなければならず、建玉保有分で約60万円、新規発注分で約60万円、計120万円の証拠金余力が必要になるが、コールプットのいずれか一方だけの入れ替えだと約90万円の証拠金余力で可能。

 

デルタで銘柄選択をする方法も検討して、こちらもいいやりかたとは思うのですが、やはり売るプレミアムが一定しているのが個人的には気持ちがよいので、、はっきりした根拠はないのですが、プレミアム方式でもデルタがニュートラルに近づいている状態を維持できるのには変わりがなかったので、しばらくプレミアム方式でやってみます。

2019/8/30(金)の負けを踏まえて今後の方針検討

 

日経がたった243円高になったくらいで、6日営業日分の利益を吹き飛ばしてしまうようではよろしくないので、対策を考えなければならない、と考えています。

バックテストのエクセルを、現状の設定、コールは30円以上の権利行使価格の売り、プットは10円以上のプレミアムの売り、の両側売りポジションを維持する前提で走らせてみると、確かに8/30(金)は以下の感じで大きくやられています。

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なぜこうなったか自分なりに整理すると、以下かなと思います。

・今はボラがとても低いので、ボラが上昇するとプレミアムが大きく反応する。売り方には不利な状況であること。

・デルタがショート(-0.05~-0.1)になっていて、とりわけ8/30はデルタが-0.12であって、日経の上昇には弱い。

 

売り方に不利な状況を少しでも有利に傾けるためには、現状でも相対的に高く評価されている売れミアムを売ることだと思います。

かつ、デルタをもう少しニュートラルに近づくような設定が必要。

 

以下は、2019/8/31(土)の午前5時30分に先OPが引けた時点の、コール9月限のボラティリティスマイルです。

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今の岡三RSS両側売りシートの設定では、コールは30円以上のものを売るので、上記でいえば21250を売ることになります。

ここは、確かにボラが一番タイトな権利行使価格になっていました、、、

もっとイン側をうるか、アウト側を売るか、すれば、高く評価されているプレミアムを売ることになる、つまり、ボラ上昇/日経平均の上昇に対する感応度がより低いオプションを売ることになるので、売り方不利な今のマーケットのなかで、少しでも立場を有利にすることができる、というのが今回の結論です。

 

コール5円以上のものを売るように設定を変更、あわせて、プットも5円以上のものを売るように設定を変更するとどうなるか、バックテストを走らせてみます。

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収益は、今の設定の半分になりますが、価格変動・ボラ上昇に対する負けっぷりは、今よりも大分改善されることがわかりました。

デルタについては、

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このような感じで、相変わらずショートであるものの、-0.02よりもゼロに近い水準にとどまっています。

 

来週月曜日から、これでやってみようかな、と思っています。

 

期待収益を現在の設定並みにするためには、2枚ずつ売らねばなりませんが、その場合に証拠金がいくら必要になるか確認します。

 

 

 

以下岡三オンライン証券のSPANシミュレーションで試算しました。

5円程度のコール、プット両側売りで、新規注文発注のためには316,680円の証拠金余力が必要です。

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コール、プット2枚ずつだと、633,360円。

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コール、プット2枚ずつ売り建て状態で、コール、プットともに銘柄を入れ替える場合には、1,284,400円の証拠金余力が必要に。

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150万円程度は先OP口座に入金しておかねばなりません。

証拠金は毎週見直しされるので150万円でも足りなくなることがあるのですが、とりあえず150万円で様子をみながら。